こんばんは 皆様 この４月12日の日曜日 はっちゃん達「祭道」の仲間は例年通り、鎌倉へ遠征してきました。
長野以来二ヶ月ぶりの【神輿みたまま】 始めさせていただきます。
ここんとこ、雨続き、この週も、金曜土曜と雨だったので心配したのですが、当日はなんとか晴れて、神輿日和となりました。
武蔵野線経由「ホリデー快速 鎌倉号」の車内で集合。さっそく朝からビールです。Ｎ代行御手製の、ししゃものフライをつまみにビールで乾杯。車では
運転手に遠慮でなかなかグイグイいけません。ホリデー快速のおかげです。
本日の参加者は、大宮からのペンギン君、新秋津からのＮ代行、Ｓ君、はっちゃん、横浜から乗り込んだハラペコくまさん、他に現地集合が３名。写真参加１名....ちょっと少なめかな？
東京はすっかり葉桜になっていますが、鎌倉はまだ、もう少し花が残っていて桜が感じられます。もう１週間早ければ、丁度見頃なんでしょうがね〜。鎌倉祭は去年もそんな感じでしたね。
ミス鎌倉の乗ったオープンカーを先頭に、ブラスバンド、鼓笛隊、かっぽれ、等々にぎやかなパレードの開始です。
若宮大路のガードのところから神輿がスタートするのも例年のとおり。Ｍ電気の鎌倉工場の神輿も今年も参加でしたね。よく見ると屋根紋は菱のマーク。神輿の背を高くしてなんとなく菱形に見える特製の神輿でした。あれだけの工場ですから、ひょっとして神輿も自家製かもしれませんネ。白い晒の力綱に鈴を付けて、胴に網を張った飾り方。二点棒箪笥付き。浜降祭でいくつも見かけた、生粋の湘南流の仕立てでした。
はっちゃんたち祭道の仲間は、五所和賀会さんの神輿にとりつきます。この神輿はパレードのしんがりをつとめる神輿です。屋根紋に木の葉（柏？）を３枚つけた、真鍮を貼った胴太の渋い神輿。台輪に箪笥が付いた神奈川流の神輿です。６点棒にしていましたが、この神輿、去年・おととしは４点棒じゃなかったかな。一度６月の五所神社の渡御（神輿が鎌倉材木座の海に入ります）に参加して本来の姿をみたいものです。
でも残念な事に天王唄を唄う独特な担ぎの神輿は、今年も出ませんでした。
神輿が減って担ぎ手の多い分バトルも増えます。何となくうさん臭い雰囲気のなか、神輿が上がってすぐ、横須賀線のガードを潜ったあたりからもう始まっちゃいました。でも、棒に付いていた連中がバトルで抜けた間に、はっちゃんや祭道の仲間はちゃっかり棒に付いちゃったんですから、まあ、バトルも使いようですかネ。担ぐよりバトルが楽しみで来る連中もいるんですから。担ぎは箪笥をガチャガチャならし、湘南甚句にあわせた、どっこいかつぎです。
神輿は桜並木を進んでいきます。この一段高くなった道を「段葛(だんかずら)」と言うんだそうですね。
途中から抜けて前のほうへ行って見ました。
五所和賀さんの神輿のすぐ前は、これも例年おなじみ、回転する山車です。どこの山車かは見落としましたが、中に囃子方が乗っていて、要所要所で360度ぐるっと廻ります。かなり早いスピードで、後ろに差した飾り花が大きく揺らぎます。
さらにもう一つ前は、甘縄神明宮の神輿です。白木の４点棒平台の神輿です。この神輿、割合すいています。しかも、去年いろいろお世話になった川崎の会の人達が何人もいたので中へ入れてもらいました。実は、はっちゃんは２週間前に指をちょいと切りまして抜糸前だったものですから、あまり激しい事は避けたかったので、この位の混み方が丁度いいんです。入るにも抜けるにも遠慮がいりませんから、マイペースで担げます。後で地図で調べたところでは、甘縄神明宮は長谷観音の近くにある神社で、かなり広い敷地の神社でした。
渡御の途中に、酒屋さんで缶ビールを買って、グッと一飲み。日陰はさほどでもないのですが、日向は暑いくらいの日でした。担いだ後は汗びっしょり。乾いたのどにビールがしみます。これが楽しみで鎌倉まで遠征して来たんですから。
神輿を納めた後、鶴岡八幡宮を散歩します。
いくつかのグループが桜の木の下に陣取って、車座の宴会。神輿屋名物、一升桝を担いでの「鉢洗い」もやっています。桜の木の下だと絵になりますね。草笛の会がいたり、外人さんも勿論いますね。あっ！新婚さんが人力車に乗って記念撮影に来ました。近くの結婚式場から来たんでしょう。紋付き袴の新郎と、白無垢の花嫁さん。みんなで、「おめでとう」と声をかけます。う〜ん、鎌倉してる。
帰りのホリデー快速は相当混んでいましたが、早めに並んだおかげで、みんな座ることが出来またまたビールで乾杯。曝睡状態で帰路についた久々の神輿デー。
はっちゃん QZM02610@nifty.comでした
