こんばんは ゴールデンウィーク終盤に２箇所連続で神輿してきました。
始めに、４日（月）の分です。
５月４日に２年ぶりに三崎稲荷神社の本社が出るという話は、日光行きのバスのなかで、Ｚさんから聞きました。「きれいな神輿ダヨー。本社ダヨー。」ホントに聞くだけで身体中がムズムズするささやきでした。でも「４日は仕事がはいっているんですぅ〜」
三崎稲荷神社の神輿は２年前の大祭は、新橋烏森神社と重なっていて、途中抜け出して、ちょっとだけ肩を入れさせてもらった、手入れ仕立てのピカピカの神輿でした。
結局あのきれいな神輿が担げるならばと、２日の土曜日を仕事を振り替え、４日は神輿に行く事にししちゃいました(^_^)ゞ
支度は祭道の半纏で大丈夫とのことでした。
【本社神輿北神町会渡御】
お邪魔した町会は北神町会さん。神保町交差点のすぐ近く、神保町二丁目にあります。神保町二丁目には他に神西町会もありましたから、住居表示改正によって一緒にまとめられたんでしょうね。同好会集合１０時半。取りつく棒、その他の注意の後、町会事務所に集合１１時。みんなで、本社の受け渡し場所に移動します。町会の印の赤の鉢巻きを締めます。
途中で見かけたポスターによれば３日には町会神輿の連合渡御が行なわれ
一番 神保町三丁目町会 二番 一神町会
三番 西神田三丁目町会 四番 神保町一丁目北部町会
五番 北神町会 六番 神西町会
七番 西神田町会 八番 三崎町町会
九番 三崎町一丁目町会 の順で宮入りしたようです。
北神町会の本社神輿渡御は１１時４０分から始まります。
集合場所の◯くら銀行の角で待ち受けると、大太鼓、獅子頭一対、白木綿の御弊(?)、幟、榊が、各々台車乗って進んできます。その後に神主さん、氏子代表、高張り堤灯が続き、最後に金ピカの神輿が威勢良く駕輿丁に担がれてき
ました。
屋根紋に丸い稲穂の紋が三つ。お稲荷さんの神輿です。垂直でふくらみのない３尺８寸の台輪（宮神輿名鑑による）平屋台延べ屋根。古風で由緒正しい神輿です。残念ながら一昨年に見た時は、瓔珞もきちんと付けてあったのですが、今年ははずしてありました。
頭の拍子木で神輿がとまり、西神田三丁目から神輿を受け取り、北神の渡御が始まりました。神輿の左棒を指定されたので、いつもと逆肩で、ちょっと勝手が違ったことを除けば、担ぎ手の人数も適正で和気藹々の楽しい神輿でした。
【北神町会神輿渡御 昼／婦人部神輿】
昼食後は、町会神輿を担ぎます。レンタルとも聞きましたが「北神」の堤灯をつけた浅草中屋の銘の入った神輿でした。
神酒所の出掛けは接待の準備に忙しい、婦人部会員が、前をとり、同好会の女性メンバーが後ろを支える「女性神輿」でスタートです。かっぽう着姿の奥さんでなかなか足裁きの良い人もいました。さすがですね。
そのあとは普通に町会や同好会のメンバーが入り約２時間ばかりを担ます。
【本社神輿宮入り】
４時半から、宮入りということで、４時過ぎに三崎神社通りに向かいます。Ｎ大の通信教育の校舎の外階段にはもうすでにぎっしりと見物客が詰まっていました。あたり一面担ぎ手でいっぱいです。
宮入りは三崎稲荷神社の氏子青年会の半纏でないと担げないことになっています。藍色地に背中に丸い稲穂の神社の紋を赤で染め抜かれた「氏青」半纏です。
神輿が上がり、一気に担ぎ手が突っ込みます。神輿が前に後ろに大きくうねります。騒然とした状態です。町会渡しの時とは全く違った渡御となりました。氏青半纏だけでも相当いますし、それ以外の同好会半纏や、町会半纏でも突っ込もうとする人も多いようです。
あちこちでバトルが繰り広げられています。おっ顔を血だらけにした御兄さんが仲間に肩を借りて、歩いてきます。相当殴られたんでしょうね。あれじゃ明日は目があけられない位に腫れ上がるんじゃないでしょうか？
【北神町会神輿渡御 夜／四十九日過ぎて】
町会神輿は夜も出たのですが、この時白いセーター姿の偉く元気なお姉さんが神輿の廻りで、声を掛けてきます。大声で身体中から「セイヤッ、セイヤッ」身体を大きく震わせて声を出しています。どうみたって、只の見物人ではありません。相当担ぎ込んでいる人です。
聞いて見ると、「身内に不幸があって一年経たないので、担がないで喪に服している。でもどうしても我慢できなくて来てしまった」のだそうです。
役員さんが「四十九日過ぎてんならいいんだよ。チョット担ぎナヨ。」と言うことで、セーターの上から半纏を羽織って棒につきます。いや〜。見事な担ぎっぷりでした。結局２度程はいっていましたね。
本社、町会とたっぷり担ぎ夜の８時少し前に北神町会さんを失礼しました。
はっちゃん QZM02610@nifty.comでした
