【神輿見たまま】大和田裸神輿 平成19年7月25日(土)

 こんばんは はっちゃんは7月最終の土曜日に新座市大和田 氷川神社の裸神輿に行ってきました。
 
 この神輿も今まで何度も紹介していますが、晒し一反をふんどしと腹巻にして、裸で担ぐみこしです。
 かつては町会の役員さんからお誘いの電話も頂戴して、「はっぴさん」として正式に登録もされていたはっちゃんですが、ここ数年は、お休みか、行けてもせいぜい一日だけだったので(この神輿は例年7月最終の金・土曜2晩連続で行われる祭です。)もちろん「はっぴさん」の登録もしてもらえません。
 このまつりは担ぎ手として登録された人を「はっぴ」そうでない人を「やじうま」と呼ぶんです。

 かみさんに自宅から車で大和田まで送ってもらったのが、夕方5時半。夜店のならぶ参道を抜け、拝殿前に向かって左側には、立派な囃子屋台と神輿の御仮屋がつくられています。神輿は昨日の晩の渡御を終え、御仮屋に安置されていました。もちろん見慣れた風景です。

 あれ?祭の花掛けがありません。「奉納 金○○円 何野誰兵衛」と掲げてあるですね。「囃子のほうの花掛け」は、囃子舞台の脇にちゃんとありますが、「祭のほう」はバス通りの一の鳥居脇に移ったみたいです。祭の最後に神輿をぶっつけて「バリバリッ」の轟音とともに豪快に花掛けを壊すのも、祭のクライマックスとして大いに盛り上がったんですが、今は中止になっちゃったみたいです。そういえばはっちゃんが以前来た時にも怪我人が出て、ぶつっけるのは中止になった年もありましたが。まあ雰囲気が盛り上がると、中々理性が働かなくなるので、花掛けそのものを移動してしまったんですね。(この話は後で社務所の中で食事している時にも聞きました。)
 
 社務所入り口に婦人会の会長さんがいたので「こんばんは、お久しぶりです。担がせてください。」と挨拶して中へ入ります。この会長さんには以前「神輿見たまま」の大和田分だけの抜書きを進呈したことがあるんで、はっちゃんとは顔見知りなんです。「やじうま」のはっちゃん、今年ははっぴの予備が一枚も無く文字通りふんどし腹巻だけのはだか神輿とあいなりました。

 着替えたあと広間でおにぎりと冷奴とビールの食事。おっトミさんがいました。
「お久しぶり。」以前転職した時にも相談に乗ってもらったはっちゃんの昔からの祭り友達です。そのほか以前「ばあちゃんのはっぴのエピソード」を紹介させてもらった彼とも会うことが出来ました。
 他にも、写真専門の彼とも、また渡御が始まってからは、「カワサキクン」の元気な顔も見ることが出来ました。後ろに回ってひょいと下がった神輿をあげる、相変わらずの強肩ぶりです。その他何人ものおなじみさんが健在でした。

 お仮屋から担ぎ出し  「ヤンヨダ!」  

 午後7時境内でひとしきりもんだあと神社裏手の鎌倉街道から町内渡御「ヤンヨ」「ヤンヨ」の掛け声。例年通り。伝統を守っての担ぎです。
 そういえば、食事中に「去年、若いので海パンの上からふんどし締めていたやつがいたな。今年はどうなんだ」「wプールの監視員なんだけど、毎年変わるんだ。今年は大丈夫だ。」「この神輿は来るやつは、ウェルカムなんだけど、マナーは守ってもらわなくっちゃ・・・」ということでちゃんとチェックもはいっているようです。

 支度所で名刺を交換した「輿玉」のA氏、岩手の祭で会った事のある彼なんかもはっちゃんのホームページが縁で来ているんですって。5年前に来た時には「担いで見たい人は係りまで」とのポスターも今年は無くなってましたし、数年前に増やして70枚になった「はっぴ」も満員御礼。担ぎ手も増えてきているようで御同慶の至りです。

 2回目の休憩直前の新座駅入り口でもんだとき、前棒に入っていたはっちゃんは勢いあまって転んでしまいました。そのあと休憩中に高持ちの子が「若いもんには負けたくないと思ってがんばっているんでしょう。」と言われたのには絶句。「そうは言われたくないなあ。と思ってがんばってるんだけど。」と笑いながら返すのがせいぜいでした。ちゃんと見られてました。そのあと役員さんから「この神輿は、担ぐとスカッとするでしょ。ストレスが発散できていいですよ。ちゃんと担げる間はいくつになってもいいですよ。」とフォローしてもらいました。(翌朝眼鏡屋さんでゆがんだメガネの枠を調整してもらいました。今回は無料でラッキー。以前この神輿でメガネのレンズを割っちゃったこともあるもんですから。)

 4回の休憩を挟んで無事町内の渡御を追え神社に帰り着いたときには、カワサキクンの前に入りました「はっちゃん、まだまだだいじょうぶだよ。元気だね。」と言ってくれましたが。でも残念ながらそのあと境内で一揉みした後、祭りの未練をたっぷりのこして、家へ帰ってしまいました。

    境内にもどって

 実は、3日前のピーカンに晴れた日に南房総の海で、赤褌一丁で泳いだはっちゃんの全身は、日焼けで真っ赤々。因幡のウサギさん状態でして、手拭を肩当にしても担ぎ棒で擦られた肩と腕は赤剥けになっていて、もう限界になっちゃったんです。その晩は肩と背中がヒリヒリしてなかなか寝付けませんでした。

 海から帰って一週間 はっちゃん は只今全身「脱皮中」です。

はっちゃん QZM02610@nifty.comでした。


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