こんばんは はっちゃんは、柳津に引き続き、江ノ島へ「冬の祭り」に行ってきました。ここは平成14年以来ですから、6年ぶりと言う事になりますね。
新宿発9時10分の小田急ロマンスカー。例年このロマンスカーには、お祭り目当ての人が結構乗り込むようでして、この日も、隣の席には顔なじみのカメラマン氏が友人と二人で座っていました。1時間の車中は先日の柳津の件を話しながらで、ビールでゆっくりくつろぎます。
江ノ島へ着いて、さっそく紀伊国屋旅館へはいります。例年通り、Rさんが部屋を取ってくれています。Rさんに新年のごあいさつをしているところへ「武野会」のたけちゃんたち5人が到着。本日のはっちゃん達のご一行はこれで全員そろいました。11時少し前に一斉に支度します。この日のいでたちは、いつもの神輿用の赤褌に白足袋上に半纏を羽織っただけで、一気に浜まで歩きます。半纏はじゃまなだけなんですが、浜で待っている間が、「すっごーく寒い」思いをしなきゃいけませんから。みんなで一つだけかばんを持っていて、荷物をまとめて、主催の会のテントに預かってもらうことにしました。
浜では大きな穴を掘って焚き火が炊かれています。「あら、あら、こんなに景気良く燃やしちゃって、浜から上がったときに、燃えるもんがなくなっちゃうんじゃないかな。」と心配になるぐらい、景気良く薪が放り込まれます。薪といっても、フォークリフトで荷物を運ぶ時に使う木製のパレットをそのまま燃しているんですが。(実ははっちゃんのこの心配は、当たっちゃったんですけれど。浜から上がって焚き火の回りに行ったときには焚き火は炭から擱きに近くなってました)
久しぶりといっても結構顔見知りの人がいました。ネットの祭り有名人の「山本さん」達御一行、去年大和田でお会いした新婚ほやほやの「Nさん」、以前はっちゃんが、祭道へ紹介した「H氏」とか。。。。
おや、祭道の「湘南支部長」もいました。なんとかねてから闘病中だった奥様、が年末になくなられたそうなんですが、「これは、祭りじゃなくて、練成会だから、いいんだ。俺がすきなことをがまんするより、行くほうがかあちゃんの供養なるんだ。」
との弁でした。ご冥福をお祈りします。
江ノ島神社の宮司さんの祝詞のあと、新成人・主催者の玉串奉天。これから関係各位のごあいさつ(これが長いんだな。「コチトラ、裸なんだから早く切り上げてくれよ。」ブツブツ....)新成人今年が一番少ないんだそうですけど、前に並んだ新成人は、15人。例年こんなもんじゃなかったですかね。
挨拶が済んで「ラジオ体操」やっと担ぎ出しです。本日の神輿は全部で4基。たけちゃんたちは2点棒の神輿につきましたが、はっちゃんは写真を撮るために棒に付いたり離れたりしたいので4点棒の神輿につきました。神輿は浜辺の祭壇を一周したあと青竹の鳥居をくぐって、一気に海へ入っていきます。初めは膝まで、そのうち腰まで、更には胸まで。ゆっくり神輿を揉みながら体を慣らしていきます。
寒いというより痛いですね。海水につかっている体の部分がピリピリしています。幸いに今日は風がないので、だいぶ楽ですネ。棒に付いたり離れたりしながら、使い捨てカメラで写真をとります。でも、ケータイで写真をとっている猛者もいますね。落っことしたらどうするんだろう?沖側から神輿を取った写真は、はっちゃんの撮ったのが一番深いところから撮ったんじゃないでしょうか?なんせ、首あたりまで海につかって撮りましたから。
残念ながら、今年は、晴れ着姿の新成人は男女とも一人もいませんでした。かつては、「振袖神輿」なんてタイトルで紹介したこともあった神輿なんですが。。。かつては成人式の日にあった催し、いまは一週遅れになっちゃったですから、貸衣装だと、2回借りなきゃいけませんものね。たとえ衣装が自前だとしても、着付は2回分かかっちゃいますしね。といっても前回の平成14年も曜日の巡り合せはまったく同じなんですが。着物離れなんでしょうか。(呉服業界でバックアップしませんかね?) それと、神輿に乗っているのが女の新成人と肌に彫り物を入れたお兄さん。元気な男の新成人が見当たりません。花棒にもあまりいなかったようですし。ちょっと残念な気がしたはっちゃんでした。
しばらく揉んで神輿は浜に上がります。ある意味これからが寒中神輿練成大会の本番。ぬれた体から体温が一気に奪われていきます。(海の中のほうがずっと暖かいんです。)震えながら神輿を担いで気勢を上げます。担いだ時間は全部で30分くらいかな。。。木が入りました。三本締めてあとは一気に豚汁の配給所へ。酒を一気にあおってから豚汁にありつきます。体を拭いて半纏を着てもなかなか震えが止まりません。でも、たけちゃんたちは「寒い・寒い」といいながらも、体の震えはさほどでもない様子。やっぱり体重差なんですかね。最近太ってきてやっと体重54Kgのはっちゃんでは、体に脂肪の断熱層がほとんどありません。神経に直接寒さがアタックしてくるんでしょうね。「うーん雪山で遭難したら真っ先に死ぬなー」
浜へ上がったら長居は無用。記念写真をとっている連中を尻目に一目散に旅館へ・風呂へ。お湯がピリピリ肌を刺激するのが気持ちいい。。。。。やっと人心地付きました。服を着て、Rさんにあいさつをして帰りもまた1時6分のロマンスカーで。車中で飲んだ「燗番娘」の熱燗が旨かったこと。ほっと一息とろとろとまどろんだら新宿についてました。
はっちゃん QZM02610@nifty.comでした